Takayuki Yamashita

Takayuki Yamashita / 山下孝之
Quena , New-Age music

MIDIキーボード

Korg nanoKEY Studio

nanoKEY - 1
ドラムの打ち込みに主に使っています。
とはいっても右上についている8つのパッドはあまり使わず、鍵盤の部分を使います。
nanoKEY - 4
UVIのパーカッション音源とかは音色によって音が入っているオクターブが下の方だったり、上の方だったりするので、すぐにトランスポーズができるのが便利。
鍵盤の強弱の感度も強い方が出やすく、ドラムやパーカッションの打ち込みにちょうど良くて重宝しています。
他にもUVIやKontakt系の音源のキースイッチとかも、メインのキーボードと別にこちらをちょうど良いところにトランスポーズしておくと、わかりやすくて便利だと思います。

nanoKEY - 3
コントロールノブも8個に加え、XYパッド。
ソフトでコントロールチェンジの割り当ても自由にできるし、汎用性はかなり高いです。
"Touch Scale"を押すとXYパッドで音階が奏でられるのですが、これはあまり使いどころがわかりません。もう少しXYパッドが大きければ、使いどころがあるかもしれませんね。
nanoKEY - 2
幅28センチx奥行き16センチ、この小さいサイズにひととおりの機能が入っているので、何かの時に持ち運ぶのも便利そうです。
メインキーボードのサブコントローラ的にもひとつあると色々使い道があると思います。
しばらく触らずにいるとバックライトが勝手にキラキラ光りだすのもおしゃれ。
Reason liteなどのソフトが色々付いているのも嬉しいですね。

Studiolgic SL88 GRAND

作曲、アレンジ、打ち込みのメインで使っていたキーボードが突然故障、修理にも時間がかかりそうなので、新しいMIDIキーボードを導入。
sl88grand - 1
sl88grand - 4
余計なものの一切ないシンプルなデザイン。
似たような位置付けのキーボードでKAWAI VPC1と迷ったのですが、Kurzweilなどで馴染みのあるFATAR製鍵盤ということと、ピッチベンドやトランスポーズ等のある程度のコントロール機能は欲しかったので、こちらのStudiologicのSL88 GRANDにしました。
音源は内蔵されていないのでこれだけでは音は鳴りません。
重さはずっしり重く、安心感があります。
USB一本でPCと接続でき、バスパワーでも動きます。
作りが繊細なのか、置き方に気を配らないとこの鍵盤の良さが発揮されないように感じました。
台に板をひいて補強したり、ゴムシートを敷いたりして安定させてみると、かなり素晴らしいタッチになりました。
あまり不安定なキーボードスタンドなどに設置するのは、もしかしたら向かないかもしれません。
sl88grand - 3
必要以上のコントローラー等が無く、キーボードやマウスなどが上に乗せられ、制作環境にスッキリ収まります。
sl88grand - 5
コントローラスティックが3系統。
デフォルトでは左からピッチベンド、モジュレーション、フィルターのように設定されていますが、コントロールチェンジを自由に割り当てられます。
Stick1は上下左右、Stick2は横方向のみがバネになっていて、離すと中心に戻ります。
Stick3は縦横フリーに動きます。
コントロールチェンジの割り当てを、プリセットに保存してすぐに呼び出せるので、音源ごとの設定を作ってすぐに呼び出せます。
sl88grand - 1 (1)
コントロールチェンジの割り当てやタッチの強弱、鍵盤のスプリットなどをまとめたプリセットを保存できます。
sl88grand - 2
何といっても木製鍵盤。本当のピアノのような、しっかり重いけど、柔らかい感じ。
表面も本物のピアノみたいな質感です。

特にリリースの反応がとても気持ち良いです。同鍵連打にも十分反応してくれます。