楽器・機材

ヘッドフォン恐怖症

ミックスは基本スピーカーでモニターしながら作業を進めますが、最終的にはヘッドホンでも一通りチェックをします。
スピーカーよりも随分バランスが悪く聴こえたり、スピーカーでは気にならなかったノイズが聴こえたりするんじゃないかと怯えながら。
恐怖心を乗り越えるのにいつもちょっぴり勇気がいります。

hp
左 AKG K240
右 年季の入った SONY MDR-7506

主にこの2つをミックスのチェック用に使っています。

MDR-7506はパキパキした、良くも悪くも荒っぽい、音のバランスが良ければ良い程綺麗に聴こえる感じでしょうか。
特に耳障りになりがちな中高音が出過ぎてないかのチェックに丁度良いです。
このヘッドホンで聴いて耳障りじゃなければ大丈夫だろう、という基準にしています。いちおうメインはこちらですね。
よくスタジオとかで見かけるMDR-CD900と見た目が似てますが、大体同じだろうと思ってたらMDR-CD900のほうはもっと柔らかい、品のいい音に感じてビックリした記憶があります。
よその芝はよく見える、というのと、うちのMDR-7506がボロボロなだけという説もありますが(メンテなしで10年以上使ってる!)どうなんでしょう。

AKGのK240はどんな音もとても心地よくまとまって聴こえ、割といい加減なミックスでもそこそこ綺麗に聴こえてしまうので、バランスのチェックとかには向かない事もありますが、耳を完全に覆うずっしりとした大きさで、細かい音がしっかり聴こえます。
音の立ち上がり、例えばケーナのブレス音とか楽器のアタック音、ノイズのチェックなんかにはとても良いです。

AKGのヘッドホンは本当に聴いていて心地よいヘッドホンですので、スタジオ用としてでなく普通に音楽聴くのにもおすすめです。
SonyのMDR-7506もCD900とちがって端子がミニプラグなので、iPadとかにも直接つなげるのも便利ですね。
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Keith McMillen 12Step


ピアノやキーボードを弾くときは足でペダルをコントロールしますが、ケーナを吹くときは足が暇だよなーと、前々から、足で何かできないかと考えたりしてますが、オルガン用の足鍵盤はちょっと高いし、見た目的にもバランス悪いと思って手を出してませんでしたが、これなら、というのを見つけてさっそくゲット。
Keith McMillen 12step
ashi
見た感じはギタリストの人とかが使うようなフットスイッチっぽいですが、この12個のスイッチがピアノ鍵盤のような配置になっていて、普通にオルガンの足鍵盤のような使い方ができます。
見た目もエフェクターっぽく、光ってオシャレなのでライブなんかで足下に転がしておいても全然不自然じゃないかなと思い、そして価格も普通のペダルキーボードより全然安いです。

さらに一番気に入っているのが、ひとつの鍵盤につき一度に5個のノートを送信できる。要するにペダル一個踏んで和音が出せるという事です。
音源側でアルペジエーターなどを設定して、この12Stepでコードを弾いて自動伴奏みたいな感じで、即興演奏とかで使えそうです。
踏んでからさらに踏み込むとピッチベンドやモジュレーションなどコントロールチェンジ情報を送信したりもできるようで、セッティング次第で色々できそうです。

C A7 Dm Eb F D7 G E7 Am Bb Bmb5 C7
今こんな感じで和音を並べています。まだまだ考えれば色々な使い道がありそうです。
ドラムパッド的な使い方も良いかも知れないですね。
とりあえず、実用的かどうかは、別として 楽しい。
ちなみに普通は靴はいて操作する前提の作りのようです。さすが裸足だと足つりそう。
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Punch Guard

dp8
Digital Performer 8のPunch Guard機能が地味にすごい。今日はこれに救われました。
パンチ・イン/アウトうっかり失敗して、録りそこねた!と思ってた部分が、実際ちゃんと録れてる。
単純にレコーディングストップしてからも実際は何秒か録音が続いてるって事なんだと思いますが、いざという時の安心感があります。
録音開始前も何秒か常に、メモリ上にレコードされてるってことなのでしょう。
要するに実際にレコーディングした部分の前と後ろ、何秒か余分に録れてる、という機能です。
本来はパンチイン・アウトのつなぎ目のクロスフェードなんかを綺麗にするための機能なんだと思いますが。

自分のレコーディングだったら何回でも録り直せば良いけど、人のレコーディングの仕事だと「録れてなかったんでもう一回お願いします」って気まずい、というか、あってはならない事だと思うので。
そういったミスの予防にもなると思うと心強いです。
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ギター

まだまだギターこっそり練習中です。
guitar
Godin ACS Slim
エレガットですが、ネック幅が普通のエレキギターとかと同じぐらいのサイズで、手が小さくても割と頑張れそうな感じです。

ギターシンセ用のアウトプットが付いていて、シンセにつないで色々遊べる!と思ってこれにしたわけではないですが、、
ギター系の打ち込みにも使えるかなと思ってGR-55経由でPCにつないでいましたが、さすがにMIDI入力用にはレイテンシーがキツかった印象です。
ギターシンセはエフェクターの延長線上で考えたほうが良さそうですね。
単純にシンセをならすにはキーボードのほうが結局良い。

まあどちらにしろ使いこなすにはまだまだ練習が必要ですが・・・
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CME UF80 Classic

今打ち込みとかに使っている自宅用MIDIキーボード。
CME UF80 Classic
uf80
88鍵盤のピアノ鍵盤です。CMEは中国のメーカーだそうです。
USB、MIDI接続のMIDIキーボード(これだけでは音は出ない・シンセとかにつないでコントロールするやつです)
2年前くらいに、それまで使っていたKORG 01/w pro XとYAMAHA EX5が立て続けに壊れ、急遽新しいのが必要だったときに、予算と納期の関係でこれ一択でした。
(確か楽天のイケベ楽器さんで夕方くらいに注文して、次の日に届いて感動した記憶があります。さすが!)

第一印象は「鍵盤のガタガタ音がうるさい」「鍵盤の一個一個の、弾いた感じが違う」という感じで違和感がかなりありましたが、住めば都、とでもいいますか使っているうちに手に馴染んできて、今ではほとんど気になってません。
ただやっぱり気にして弾いてみると黒鍵の6つ7つくらいが、ガタガタいってますね。
今にも壊れるんじゃないかという気すらします。
人によっては・特にピアノ出身の方とかはすごく気になるかもしれません。
自分はピアニストではないので「こんなもんかな」と思ってしまえば全然問題なく、心地良く演奏できています。
タッチの重さもそれなりに全体的には丁度良くて、そろそろ壊れるのかなぁと思いながらもほぼ毎日弾いているけど2年近く一度も壊れず使えています。値段考えたらやっぱり良い、自分には丁度良かったかなと思います。
普段ピアノとか弾かないけど、打ち込み用にピアノ鍵盤使ってみたい!という人には良いのかもしれません。
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MOTU Machfive 3

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MOTUMachfiveが4年ぶりぐらいのバージョンアップ。
というわけでたまには、簡単な機材レビューでも。

まず見た目が、Ver2からだいぶ変わってますが、操作感はほぼ一緒。Machfive2を使い慣れていればすぐに馴染めます。
一番大きいのはやはり64bit対応ではないでしょうか。メモリを最大限活かせます。
ただし32bitシーケンサーをホストに使う場合はVienna Ensenble pro等を挟むか、別PCにスタンドアロンで立ち上げて使わなければ結局3Gぐらいまでしかメモリ使えませんが。
僕はVienna Ensenble proでMachfive3を立ち上げて使っています。パラアウトとかの設定が少し煩わしい事になるんですが、テンプレートを作れば問題ないでしょう。

音質に関しては、サンプルはMachfive2から比べて、そんなに変わっていない感じです。というか、Ver2にあったオーケストラ音源と、ハイサンプル音源(96kHz,192kHz)とかがカットされている分、サンプルに関してはグレードダウンしている感があります。
ピアノ音源も前バージョンと違う物になっていますが、これは好き嫌いあると思いますが、僕はMachfive 2 の付属の96kHzのピアノサウンドの方が好きです。


しかし付属サンプルよりもずっと大きなポイントが、オシレーター機能と、モジュレーション。
Ver2からあった、シンプルなオシレータ(Sin,Saw,Tri等,,)や、オルガンエミュレーターはほぼそのまま、
さらに新たな種類のオシレータが加わっています。

Analog Stack
stack
こちらは4OSCのバーチャルアナログシンセといった感じです。
オシレータひとつひとつにピッチやボリュームやパンも設定でき、さらにそれらのパラメーターひとつひとつにモジュレーションをかけられるので、これだけでもずいぶん深みのある音は作れると思います。

FM
fm
4オペレーターFM音源もあります。
見た目シンプルですが、十分な機能です。高いサンプルレートを活かした音作りができそうです。
ただひとつあえて難を言うとすれば、オペレーターのレシオのパラメータが整数倍が設定しずらい。
なのでノブを何となく回してるだけだと、ノイズっぽい音になってしまいます。
(逆に言えば、ノイズっぽいサウンドを直感的に、作りやすい)
ノブのグラフィックはオマケで、ノブをダブルクリックして、数値を入力するのが正しい操作、といった感じがします。FM音源をそこそこ理解していれば全く問題はないですが。

Wavetable
4
オシレーター機能の中で個人的に一番気に入った思ったのはこのWavetableです。
Mini Moogとかアナログシンセの波形が中心です。あとビンテージサンプラーの波形がいくつか。
UnisonとSpread,Stereoの3つのパラメータでコーラスっぽい効果がかけられます。
あとSymmetryというパラメータがあってこれはフォルマントが変化します。
とにかく無駄な機能がなくてシンプルで、そして直感的に、きれいで厚みのある音を作りやすいです。
このオシレーターと、エンベロープ、LFOなどを組み合わせるだけでもシンセサイザーとして十分なんじゃないかなと思います。

noise
3
あとはシンプルなノイズ専用のオシレータと、同じMOTU社のドラムサンプラー、BPMのっぽいアナログドラム音源があります。

こういったオシレーターによる音作りと、サンプラーとしての機能と、両方がひとつのソフトの中で高いレベルで収まっている、というのが大きなポイントだと思います。

lfo
そしてモジュレーション機能ですが、LFOの波形もいくつか増え、Machfive2ではLFO8個、エンベロープ6個だった制限もなくなり、おそらくCPUの許す限りほぼ無制限(未確認)まで増やせるようです。
その辺りはKontaktに肩を並べた感じでしょうか。
env
大画面でのエンベロープエディットもMachfive2よりもさらに見やすく使いやすくなっています。

loop
サンプル・ループのエディットに関しては前バージョンと同じ感じです。
ただループポイントの精度がしっかりとした印象です。
(前バージョンでは頑張ってゼロポイント探して設定しても何かの拍子にループポイントが微妙にずれてしまって、結局クロスフェード使わざるを得なかった記憶があります。)
クロスフェードの設定も直感的にでき、操作しやすいです。
コントロール+ホイール操作で波形の拡大、縮小できるのも前バージョンと一緒ですが、大きな波形をエディットするのにはとても便利な機能です。

Mixer画面
mix
ミキサー画面もとてもすっきりしていて、見やすく、操作しやすいです。
エフェクトの名前をクリックすると、上にパラメータが出てきて操作できるのも便利です。
Machfiveの中だけでミックスを完成させるにも十分なクオリティと操作性だと思います。
fx1
エフェクトは見た目はさらに地味になりましたが、内容的にはMachfive2とほぼ一緒でしょうか。
余分なGUIを省いて、少しでも動作を軽くしようという事だと思います。
派手なGUIは新しく搭載されたスクリプト機能で、というのもあるのでしょうか。

質はやはり素晴らしいと思います。
飛び抜けたエフェクトはありませんが、コーラスなどのモジュレーション系は特に、綺麗に厚みを出してくれます。
IRリバーブも、リバーブ専用のプラグインにも負けないぐらい、素晴らしい出来だと思います。

fx2
そしてチューナーと、スペクトラムアナライザー機能。
これは各パートにエフェクトとして立ち上げる事ができるようになっています。
Machfive2だとメインのアウトだけだったと思うので、使い勝手があがっています。

チューナーをチェックしながら微妙なピッチのズレを補正したりとか、意外と音作りにも役立つと思います。
アナライザーはやはりMachfive3だけでミックスを完成させる事を考えているのかな、といった感じもしますが、サウンドをエディットしたときに音色の変化を視覚的にチェックしたりと、いろいろ使い道はありそうです。

というわけでVer2とくらべて大分変わったMachfive3ですが、ただ大容量波形を読み込んでプレイバックサンプラーとして使うのではなくて、シンセサイザー的な音作りもしていける、そしてエフェクトも充実していて、すべてが高いレベルで収まっている、といった音源だと思います。
Omnispherと、Kontaktの中間的な位置づけになったかな、という印象です。



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