このケーナは

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ケーナ1本3,500円(G管)で製作・販売しています。

このケーナは、

・電気工具や火は基本的に一切使わずに、切る・削るといった手作業のみで仕上げています。
・ニスなど何も塗らず、薬品類も基本的には使いません(発送前に消毒のため、アルコール(消毒用エタノール)を少し含ませた布で全体を拭きます)
・自然の竹の状態をできるだけそのまま使い、火を使った油抜きや、曲がりの調整は行っていません。一本一本、太さや厚み、曲がりなど、違いがあります。

上記の方法を取っている理由は
・ケーナをできるだけ自然に近い状態で、音色を奏でたい。
・自分がケーナを始めたきっかけの一つが、安く手に入った・手軽だった、というのもあるので、できるだけ手軽な価格で販売できるよう、シンプルな行程で。
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ケーナ販売

ケーナ販売について

材料の竹に限りがありますので、注文が重なってしまったり、大量注文等、お受けできない場合も御座います。予めご了承ください。

G管のケーナ一本3,500+ 送料で販売いたします。
(
何本でも、送料は変わりませんが、複数本の場合1週間以上お待ちいただく場合がございます)
一般的な音階のG管の他、F管、低音のD管、それ以外の管もご用意できます。
(低音C管〜E管 は4,000円 , 高音B♭,B,C管は3,000円)+送料です。

1本1本完全手作りで作っています。
基本的には在庫を用意していませんので、
1週間ほどお時間頂きます。

代金は、銀行振込でお願いいたします。

ご注文はメール、又はこちらのフォームより送信して下さい。

お問い合わせ等も・お気軽にメール下さい。
mail@tatayama.com

__送料__
北海道 1088
青森・秋田・岩手 764
宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川・東京・山梨・新潟・長野・静岡・愛知・三重・岐阜・富山・石川・福井 656
大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫 764
岡山・広島・山口・鳥取・島根 872
香川・徳島・愛媛・高知 980
福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島 1088
沖縄 1196
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ケーナを吹く

一番肝心なのが音の出し方=息の吹き方です。
慣れれば簡単なのですが、最初は少し難しいかもしれません。
まず口を真一文字に結び、口の真ん中を軽く開きます。
その状態で下唇から下の部分でケーナの頭の部分を塞ぎます。
少し強めに押さえるイメージが丁度良いかもしれません。
Pasted Graphic 2
歌口(U字に削ってある部分)の削ってある部分の先の部分を狙う感じで、息を吹きます。

最初はすごく弱く吹いてみて、ちょっとずつ息を強くしていくと、音の出るポイントが発見できると思います。
1オクターブ目の低い音が出たら、さらにまた少しずつ息を強く、(細く鋭いイメージ)速くしていくと、2オクターブ目の高い音が鳴ります。

Pasted Graphic 3
左手の人差し指、中指、薬指で上三つの穴を押さえます。

右手の人差し指、中指、薬指で下三つの穴を押さえます。
左手の親指で、裏側の穴を押さえます。
この穴を全部塞いだ状態で、"ソ"の音(G管の場合)が出ます。

Pasted Graphic 4
穴を全部塞いだ状態から、右手の薬指、中指、人差し指、

左手の薬指、中指、人差し指、最後に左手の親指、
と下の穴から順番に開いていくと、
ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ♯・ソ
と、ト長調の音階が出ます。(G管の場合)
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ケーナを作る - 1

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ケーナ作りの手順を少しづつ紹介していきます。
ケーナを作るために、まずは竹を取りに行きます。
竹にも色々な種類があり、ケーナに適した物を探すとなるとなかなか大変です。
関東地方だと、女竹、篠竹、といった種類の竹がケーナに向いていますが、その中からでも丁度良い太さ、長さの物を探すのも一手間です。
上の写真は九州、宮崎の山に囲まれた川沿いの竹薮。
その土地の気候、特に湿度等が関係しているのか、この場所には良い竹がびっしりと、隙間なく生えています。
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ケーナを作る - 2

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とって来た竹を、そのまま笛に加工しても良いですが、竹は水分を含んでいて、徐々に乾燥していきます。
乾燥していくと、音程も変わってしまうので、ある程度乾燥させるのがよいでしょう。
篠笛を作る方で、「3年干した竹を使う」という話を聞いた事もあります。
そのぐらい、時間をかけて徐々に水分がとんでいくようです。
僕の場合は最低1ヶ月、日陰において置きます。十分な乾燥にはならないかもしれませんが、自分で吹く物に関しては「音程が狂ったら、調整すれば良い」と考えています。
ヤスリで穴を削る等、時間をかけて少しずつ調整していく事で、バランスの良い楽器に近づいていくと思ってます。
乾燥しきっていないほうが、加工しやすい、というのもあります。
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ケーナを作る - 3

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ケーナを作るのに使う道具です。
ノコギリで切って、キリで穴をあけ、丸の彫刻刀で吹く部分を削り、切り出しで指の穴を拡げ、棒ヤスリで奇麗に整える、と行った感じです。
あと紙ヤスリで外側を削ります。
この位の道具があれば十分、電気なんかなくても、楽器が作れます。
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ケーナを作る - 4

4
まず竹を必要な長さに切ります。
下側は、丁度節で壁ができるように、節の下の部分で切ります。
そしてそこから必要な長さに切ります。
一番標準的なサイズのケーナ(G管)の場合は、だいたい38センチぐらい。
太さは大体直径が2〜3センチぐらいが丁度良いです。

厳密ではないですが、僕の大体のイメージとして、捉えているポイントは、

  • 長さで音程が決まる。(長いほど、低音)
  • 太さで音量が決まる。(太いほど大音量)
  • 同じ長さ(音程)の場合、太さが太くなれば、指の穴も大きくする必要がある。
  • 長い(音程が低い)ほど、太さが必要。
  • 長さに対して、太さが足りないと、最低音を鳴らすのが困難。
  • 長さに対して、太すぎると、音を鳴らすのに肺活量が必要。高音(特に3オクターブ目)を鳴らすのが困難。

といった点で、こういった事を考慮して、竹を選び、どの音程のケーナにするか(=どの長さに切るか)を決めています。

そして色々試行錯誤をしていく中、今のところ自分のケーナは、

一般的なケーナ(ボリビア式、などと呼ばれているもの)より、細め(よって、指の穴も小さめ、音量も控えめ)
という特徴にたどり着いています。
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ちなみに上の写真のノコギリはちょっと荒っぽすぎました・・・
もっと目の細かい、奇麗に切れるノコギリの方が良いです。
ホームセンターとかに行けば、竹を切るのに向いているノコギリがいくつか売られています。
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ケーナを作る - 5

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まず”歌口”という、口に当てて吹いて、音を出す部分を作ります。
ノコギリで切った部分をヤスリで奇麗にします。
口に当てる部分なので、最初粗めのヤスリで大まかに、平にした後、細かめのヤスリでトゲのないように、奇麗にすると吹きやすいです。
角の部分にも少し斜めにヤスリがけして、丸みを持たせると良いです。
ただそういった細かな調整は、楽器としての形ができた後で良いでしょう。

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歌口を作ります。平丸の彫刻刀で、だいたいの形を作ります。
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そして、鉄の丸棒ヤスリで削っていきます。
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外側からだけでなく、内側からも削っていきます。
内側3:外側2ぐらいの割合が、音が出しやすいです。

この歌口の部分は、吹き心地、演奏感にとっても影響します。
最初はとにかく音がでる範囲で小さめに作って、最後に(指穴とかもあけてから)少しずつ削って調整していくようにしています。
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ケーナを作る - 6

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そこの部分の節に、穴をあけます。
キリで穴を開けたあと、鉄の丸棒ヤスリで削って拡げていきます。

ここの穴の大きさも重要で、長さ、太さ、に大してここの穴の丁度いい大きさが決まって来ます。
この大きさで、そのケーナの基本となる音程を調節します。
G管のケーナならば、ここで歌口を吹いたとき、”ソ”の音が出るように、穴を拡げていきます。

意外と、節の部分は柔らかいので、削りすぎないように注意が必要です。
僕はあとあとの調整も考えて、この時点では少しだけ小さめに(吹いたとき、”ソ”よりほんのちょっと低い音が出るように)しています。
そして最後に、指穴、歌口とあわせて、全体のバランスを見ながらこの穴も調節します。
(ここは本当に感覚なので、言葉で説明するのは難しいです)
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ケーナを作る - 7

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指穴を開けます。
穴をあける位置はある程度は決まっていますが、
穴を上にずらす穴を小さくする
穴を下にずらす→穴を大きくする
といった感じですこしは融通がききます。

僕は10代の頃に買った、ボリビア式のケーナの穴の位置を参考に、基準として、自分の手にしっくりくるように、数ミリ単位ですが穴の位置を少しずらしています。
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キリで穴を開けたら、切り出しでほじくるような感じで穴を拡げます。
そして、丸棒ヤスリで丸い形に整えていきます。
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電動ドリル使えば、と良く言われるんですが、いつもこの方法でやっています。
普段電子楽器や音響機器などで、電気を使っている分、ケーナ作りに関しては電力使わずに・・・
当面の間はこの弥生時代スタイルで行こうと思っています。

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という感じで、穴を開けていきます。
表側には6つの穴を開けます。
最終的には、穴を全部押さえたらソの音、そして一番したの穴から順番に、ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#となるように調整していきます。下から3つ目の穴は半音に相当するので、すこし小さめにします。

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そして裏側に一つだけ、小さい穴を開けます。
左手の親指で塞ぐ穴ですが、少しわかりにくいですが下の写真のぐらいの位置に、小さい穴をぽつんと開ける感じが丁度良いです。
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この穴は、2オクターブめまでの範囲の演奏なら、ずっと塞ぎっぱなしなので、開けなくても良い位ですが、3オクターブ目を鳴らすときに大変重要になってくる、僕はかなり重要視しているポイントです。

といった感じで、大体の楽器の形は出来上がりました。
ここから、音程などの微調整のため、指穴や歌口、底の穴を少しずつ、音を鳴らしつつ削っていきます。

大まかな音階を作るのは意外と簡単です。適当に穴を開けてもそれっぽくなります。
ただ、奇麗な音階を作るのは慣れないと結構大変ですが、そこを調整していくのがケーナを作っていて一番面白いところでもあります。
まだ僕も色々試行錯誤、研究中といった段階で、削りすぎたりして失敗してしまう事もありますが、色々調整していく中でベストなバランスを見つけ出していくのが、元は一本の竹なのに奥が深く、面白いなー、といった感じです。
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