ケーナとの出会い

僕がケーナを始めたきっかけはあまり格好良いものではないです
が、結構聞かれるのでここにこっそり書いておきます。


僕がケーナを始めたのは18歳の頃。
もともとシンセサイザーで曲を作ったりしていて、喜太郎や姫神といったシンセサイザー奏者の音楽に影響を受け、次第にエスニックなサウンドを目指すようになる。

高校3年の夏休み、何か民族楽器を始めたいと思い、学校帰りに楽器屋をる。
しかし当時の高校生の時給750円の皿洗いのアルバイトではなかなか買えるような値段の物はなく、あきらめかけていた矢先に偶然出会ったのが、路上で外国人が売っていた、手作りのケーナだった。
ケーナという楽器は映画「もののけ姫」のサウンドトラックや、喜太郎のCD等で知っていて、好きな音色だった事と、何よりその手軽さに惹かれ、直感で「これだ」と思い(というか他に音色に惹かれる楽器で、買える値段の物が無かった、が正確)その場で外国人に音の出し方を簡単に習い、買った(1本3000円のところをなんと2本で5000円!)のが、最初に手にしたケーナです。

その後学校の音楽の授業や、小さなライブイベント等で冗談半分で演奏を披露すると、思いのほか評判が良く、次第に自分の音楽制作に取り入れるようになっていく。

というかそんな気まぐれな感じで始めたものですから、「ケーナを始めたきっかけは?」とか聞かれると実は結構返答に詰まってしまうわけですが。今思えば、あの外国人があのときあの場所でケーナを吹いて、売っていなければ、自分はケーナなんてやってないかもしれない。
きっかけはともあれ、ここまでのめり込めて、今となっては自分の個性であり、自分の音楽の中心になっている、ケーナという楽器に巡り会わせてくれた、あの商売上手な外国人に本当に感謝。
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